マクロビオティックとの出会いから10年。 現在 料理教室 ナチュラル キッチン MANAを主宰。 身体も心も気持ちよく、幸せを思い・感じながらの日々を綴ります
by mana-104
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“食べる”を考えて

ちょうど1週間前、以前 東京で上映してるのを知り、仙台での上映はないのかな?と
思っていた映画が、この2週間の間に上映があると知り、観て来ました。

タイトルは「OUR DAILY BREAD いのちの食べかた」 (日々の糧)

これは私たちが毎日 当たり前のように、食べている野菜や果物・卵に牛乳、魚に鶏・豚・牛のお肉たちが、どのような過程を通って私たちの食卓に上っているのかを伝えてくれたドキュメンタリー映画。 映画は初めから終わりまで映像だけが流れる無言のもの。
インタビューも解説も全くないので、観ている私たちは各々に想像し、心に留め、思い、
考えさせらる・・・ そんな映画でした。

大量に吊るされている豚や牛。 ベルトコンベアで運ばれるヒヨコたち。 宇宙服のような防御服を着て、大量に農薬を散布する作業員。 電気ショックで最期の時を迎える牛は、身動き出来ない囲いの中で「イヤ!イヤ!」と頭を振っていました。 
次から次へとたくさんの映像が映し出され、知っているようで知らなかった事。 
こんな事までしてるんだ・・と目の当たりにする事。
とてもここの中には書き切れない程の現実がそこにありました。

マクロビオティックに出会い、私たちの身体は自身が食べた物から造られているんだと改めて気づかされ、それからすごく自分の口にするものを考えるようになり、自然との調和とか、環境の事も少しずつ考えてきてはいたけれど、この映画を観て、私たちが手にする食べ物の流れを知ると同時に、私たち人間の計り知れない“欲”と言うか“業”に圧倒させられてしまいました。

食べ物として、ここに自然にあるものは、何1つ食べてはいけないものはないと思っている私ですが、鶏も豚も牛も自然のものだけど、あの見せられた映像からは全く自然とは思えなかったし、自然に畑で育って、安全なはずのトマトやパプリカに、重装備の作業着は似合わず、おかしな違和感を感じました。 あんなにしてまで大量の食料を作り出し、
行くべきところに行くならまだしも、誰の為の食べ物なんだろう?と・・・  
各工場で働く人たちの昼食の場面 とても質素で、ほとんどがパンとコーヒーだけ。 
タバコを吸いながら、ボォ~としている人もいて。

私たちが生きていく為・ 命をつないでいく為に食しているこの食べ物を、食べてはいけない!と言っているのではなく、食べる時に少し考えて欲しいと思いました。 
彼らの“いのち”を頂いて、私たちがいる事。 そして、生命の宿っているもの(生きているもの)を頂く事が本来の私たちの“食べる”姿である事。

おおよそどんな感じかわかっていたにも関わらず、あまりのショックでこの1週間 ブログに出来ず、このままで終わるかなとも思いましたが、先日参加した食育勉強会で皆さんと色々 勉強させて頂いたのをきっかけに、うまくまとめる事が出来ないのですが、やはり記録として残しておこうと思いました。

映画はセントラル劇場で18日(金)まで上映しています。 同名の本も出ていますので、もしも 関心を持たれた方がいましたら、見てみて下さい。

いつの時も、何を頂く時でも、感謝の心を持って、「ありがとう!いただきます・・」を
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言いたいと思います。
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by mana-104 | 2008-07-14 00:02 | 思うこと
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